歯周病のコントロール
最大のリスク要因は歯周病です
インプラント埋入前の
徹底した歯周病のコントロール
日本でもインプラントが普及し始めてから、30年が経過してきましたが、インプラントの長期経過における失敗の原因の多くがインプラント周囲炎であることがわかってきました。
インプラントはチタン製のため、虫歯になることはありませんが、歯周病菌が感染して天然歯と同様にいわゆる歯周病になることがわかっています。
この状態をインプラント周囲炎といい、インプラントを支えている骨が溶けてしまい、進行した場合は歯茎が腫れて排膿し、最悪の場合はインプラントを撤去しなければなりません。
最近の研究によると、インプラント治療後10年経過するとその15%がインプラント周囲炎にかかっていると言われています。いったんインプラント周囲炎にかかってしまうと、その治療法が確立されていないこともあり、治療が困難な場合が少なくありません。
そうならないために当院では、インプラントの埋入に先立ち、歯周病をきっちり治療してお口の中を清潔に保つことを徹底しています。
また、治療が終わったと安心せずに、医院が提案する定期メインテナンスをきちんと受けておくことで、インプラント周囲炎の兆候が少しでもあれば、未然に予防することができるのです。
当院では、熟練した歯科衛生士が定期的なプロフェッショナルケアを行っています。