2011.03.01
症例集(オペログ)
ストローマンティッシュレベルインプラントの下顎抜歯早期埋入
今日のオペは、下顎5番部位の抜歯早期埋入でした。
使用したインプラントはストローマンティッシュレベルRN10mmです。
抜歯から2か月待時してフラップを開き、埋入しました。
角化歯肉の幅も、骨の幅も十分にあり、特に何も考慮することはありません。
抜歯窩が完全に治癒した状態で辺縁歯槽骨の高さを予測して、埋入深度を決定することぐらいです。
上部構造はスクリューリテインンを選択しますので、やや深めの埋入をしました。
初期固定もとれていますので、2か月後に印象を行います。
2011.02.24
症例集(オペログ)
上顎7番部位へのスプラインHAソケットリフト埋入
今日のオペは、上顎7番部位のシングルインプラントですが、上顎洞までの骨の厚みが3mmでなおかつ傾斜してるケースでした。
皮質骨だけドリルで穿孔して、オステオトームでソケットリフトを行い、スプラインHA5.0Φ8mmを埋入しました。
補てん材には、オスフェリオンとCGFを用い十分な挙上を行っています。
固定も一応取れていて、粘膜下への完全埋入ですので、問題ないと思います。
上顎埋入部位の状態です。6番はヘミゼクションを行っています。
オスフェリオンとCGFです。
洞内への迷入防止のために、ワイド径のヒーリングキャップを取り付けています。
術後のパノラマです。
2011.02.12
症例集(オペログ)
スプラインHAの前歯部BGRケースの審美補綴
今日は、補綴のケースを提示します。
25歳の女性の患者様で、天神のホワイトエッセンスでホワイトニングをされてからこちらへ紹介されてこられました。
口蓋裂のために、中、側切歯が欠損し当然ながら歯槽骨もほとんどない状態でしたが、GBR併用のインプラント埋入をしたケースです。
オペの様子は、昨年症例集にアップしていますので、ご覧ください。
http://www.artsmile-implant.com/blog/?p=601
スペース的に2本埋入は難しいこと、既存骨がほとんどないこと、さらに審美性の観点から側切歯は中切歯からのカンチレバーポンティックとしました。
カスタムアバットメントを装着し、メタルセラミックスでセメント合着します。
カスタムアバットメントが装着された状態です。
歯頚線がやや高いですが、セラミックスのマージンは歯肉縁下1mmに設定されています。
リップラインが低いので歯頚部がほとんど見えないことと、将来的に、歯肉が下がってきた場合でも、修正の余地があるのでとりあえずこのままです。
唇側のボリュームも十分にあります。
2011.02.10
症例集(オペログ)
ストローマンティッシュレベルインプラントのソケットリフトケース
今日のオペは、上顎の5番部位のソケットリフトケースでした。
既存骨の厚みが6mmでしたので、ストローマンティッシュレベルインプラントのWN10mmをサマーズテクニックで埋入しました。
シュナーダー膜を損傷しないように、コッシのバーでドリリングし、オスフェリオンを補てん材としてオステオトームにて膜を挙上しました。
ストローマンWNの場合、、皮質骨の部分にコロナルフレアーで固定が取れやすいので、ソケットリフトの場合は特に使いやすいと思います。
5番部位でしたが対合歯との関係で、大臼歯形態でスクリューリテンションのメタルセラミックスで補綴予定です。
リフティングバーで粘膜を破らないようにドリリングします。
オステオトームテクニックで骨補てん材にオスフェリオンを使用しています。
ストローマンティッシュレベルインプラントの埋入中です。
術後のレントゲンですが、きれいに補てん材が入っています。
2011.02.03
症例集(オペログ)
ストローマンティッシュレベルの2回法埋入
2か月前に抜歯した上顎5番部位の抜歯早期埋入のケースです。
抜歯時に歯根嚢胞があり、頬側の骨に開窓があったようで肉芽の侵入により、抜歯窩に新生骨ができていませんでした。
頬側の裂開は6mm径でしたが、初期固定が取れていたのでバイオメンドエクステンドを使用して、インプラント埋入と同時のGBRをおこないました。
使用したフィクスチャーはストローマンRNの10mmです。
通常は1回法で使用することが多いのですが、このような場合はやや深めに埋入して完全閉鎖します。
3~4日月後に2次オペを来ない、オクタアバット装着してスクリューリテインの上部構造を装着予定です。
頬側に開窓がみられます。
やや深めのポジションに埋入しました。初期固定は取れています。
開窓部にコラージェンメンブレンを設置し、GBRを同時に行います。
減張切開せずに完全埋入しました。