2011.05.03 症例集(オペログ)

下顎6番部位の成熟側へサイブロンEXWB埋入

先日のオペになりますが、右下67番欠損の6番部位にサイブロンEXのWB11mmを1本埋入しました。 角化歯肉の量も豊富で骨幅、深さともに十分なケースでした。 骨質もクラス2で申し分ありません。 歯槽頂がややイレギュラーでしたので、フラットニングが必要でしたが、それ以外は特筆すべきはありませんでした。 1mmカフのプラットフォームシフトのオクタアバットメントを使用するために、骨縁下への埋入としました。 術前の埋入部位です。 エンジン埋入をしています。 プラットフォームシフトのヒーリングアバットメントを装着して縫合しました。

2011.04.27 症例集(オペログ)

下顎67番部位のHAスプライン抜歯即時埋入

今日は、久しぶりに抜歯即位埋入を行いました。 私は抜歯後のインプラントは、抜歯後の骨の状態に対応する自由度が大きいことから、通常抜歯から6~8週間後に手術を行うようにしています。 今回は、診療回数を減らす目的により、左下7番部位に抜歯即時埋入をしました。 使用したのは、スプラインHA5.0Φ10mmで、6番部位にの成熟側には3.75Φ10mmを使用しました。 支持骨も十分にあり、粘膜のカバーもほとんどできましたので、通常埋入と変わらないステップで行っています。 オペ時間は、20分程度で終了しています。 左下7番の残根を抜歯した状態です。 2本のスプラインHAを埋入したところです。 ほとんどの抜歯窩を粘膜で被覆できていますし、初期固定も十分取れました。

2011.04.21 症例集(オペログ)

上顎5,6,7部位の抜歯早期サイナスリフト同時スプラインHA埋入コンプレックスケース

一昨日のオペになりますが、上顎の5,6,7部位にスプラインHAを3本埋入しました。 重度歯周病で抜歯となりましたので、歯槽骨がほとんど欠損していて、上顎洞底までの距離も1~3mmでほとんど既存骨がない状態でした。 さすがにソケットリフトでは、予知性が得られないので、ラテラルウィンドウを開窓してBio-oss を補てん材としたサイナスリフトと同時にバイオインテグレーションタイプのHAコーティングのインプラントをしようしました。 また、静脈血から生成したCGF(concentrated growth factor)をシュナイダー膜と骨補てん材との間に挿入しました。 フィクスチャーの洞内落ち込み防止のためのワイド径のヒーリングアバットを装着したうえで、ハンドドライバーで挿入しました。 ピエゾサージェリーでウインドウを形成し、シュナイダー膜を挙上したところです。 CGFを膜状にしてシュナイダー膜に貼り合わせる感じで挿入します。 Bio-ossを骨補てん材として使用しました。 はずした骨ウィンドウを元に戻して完全埋入縫合します。 術前のパノラマですが、右上5,6,7番部位はいわゆるP4の状態です。 もっと早い時期での再生療法は抜歯がなされるべきです。 インプラント埋入後のパノラマです。 術前のクロスCT画像ですが、歯槽頂のほとんど骨がありません。

2011.04.13 症例集(オペログ)

オステオトームでサイブロンプロEXの骨縁下埋入

今日は、上顎5番部位の成熟側にサイブロンプロEXのRN9mmを骨縁下埋入しました。 歯槽頂からサイナスまでの深さが8mmでしたので、オステオトームテクニックを用いて自家骨を削除しながら填入しました。 術後のパノラマで、シュナイダーメンブレンが挙上されているのが確認できます。 近遠心ではやや骨縁下に埋入していますが、プラットフォームシフトしたオクタアバットメントを使用してスクリュー固定のメタルセラミッククラウンを装着予定です。 欠損幅がやや少ないので、6番の近心をやや削除して形態修整する予定です。 埋入後のパノラマです。 近遠心では、やや骨縁下になっています。 プラットフォームシフト用のヒーリングアバットを装着しています。

2011.04.09 症例集(オペログ)

ストローマンティッシュ、ボーンレベルのコンビネーション埋入

昨日のオペになりますが、右下3,6番部位のストローマンティッシュレベルとボーンレベルを埋入しました。 患者様は、10年ほど前に全顎補綴をさせていただいた方ですが、歯質の脆弱化により歯根破折が 両方とも抜歯早期埋入ですが、3番部位は頬側の骨がかなり喪失していたので、GBRを併用してボーンレベルRC4.1Φ12mmを粘膜下へ完全埋入しました。 6番部位は、歯槽頂の骨を平坦化することで、延長ヒーリングキャップを装着して1回法埋入とすることができました。 両方とも初期固定がしっかり取れていますので、8週で2次オペしようと思っています。