今日は、補綴のケースを提示します。
25歳の女性の患者様で、天神のホワイトエッセンスでホワイトニングをされてからこちらへ紹介されてこられました。
口蓋裂のために、中、側切歯が欠損し当然ながら歯槽骨もほとんどない状態でしたが、GBR併用のインプラント埋入をしたケースです。
オペの様子は、昨年症例集にアップしていますので、ご覧ください。
https://www.artsmile-implant.com/blog/?p=601
スペース的に2本埋入は難しいこと、既存骨がほとんどないこと、さらに審美性の観点から側切歯は中切歯からのカンチレバーポンティックとしました。
カスタムアバットメントを装着し、メタルセラミックスでセメント合着します。
カスタムアバットメントが装着された状態です。
歯頚線がやや高いですが、セラミックスのマージンは歯肉縁下1mmに設定されています。
リップラインが低いので歯頚部がほとんど見えないことと、将来的に、歯肉が下がってきた場合でも、修正の余地があるのでとりあえずこのままです。
唇側のボリュームも十分にあります。