EBIの抜歯窩インプラント

EBIを下顎臼歯部に2本埋入しました。
7番部位は、歯周病のために抜歯して1.5か月後です。
まだ、ほとんど抜歯窩には骨ができていませんでしたが、ワイドボディーの11mmを使用して、先端1/3の部分で35Nの初期固定を得ました。
埋入位置はもう少し近心のほうがよかったのですが、抜歯窩の関係で妥協しています。
6番部位の頬側にはやや骨が不足していましたので、歯槽頂から採取した自家骨チップを移植しています。
埋入深度は、骨縁としていますが、7番部位は骨の修復具合では骨縁下になるかもしれません。
カフ1または2のプラットフォームシフトアバットメントを使用しますので、融通が利くところが、EBIの良いところですね。
現在、ストローマンをメインにEBI、アストラテック、ノーベル、カルシテックと5種類のインプラントシステムを用いていますが、それぞれの長所をうまく生かした適応症の選択が鍵になります。

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7番部位の大きな抜歯窩に注目。

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6番部位には、自家骨を移植したうえで、縫合終了。
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右側6,7部位にインプラント埋入後のパノラマ。

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