今日のオペは、大学病院で行った歯根端切除術の予後が悪く抜歯→インプラントとなったケースです。
頬側に瘻孔がありますが、頬側の骨縁は歯肉辺縁から3mm下方に存在します。ただし、非常に薄い骨ですので、かなり吸収するはずですから舌側へ低位に埋入します。
その場合、近遠心の埋入深度は完全に骨縁下(2mm)なりますので、通常のアバットメントではなく、プラットフォームスイッチ形態のものが望ましいです。
そこで、今回もEBIインプラントの4.1Φ11mmというものを使用しました。
術後の出血も全然なく、痛みや腫れも出ませんから患者さんも大満足と思います。
オペ時間は、4月から勤務医の服部先生にカメラ(ニコンD100)の操作方法を教えながら20分でした。
切開や縫合がないので、時間もすごく短縮できますね。
抜歯即時インプラント骨縁下埋入
日付: 2009年4月20日 カテゴリ:症例集(オペログ)