今日のオペは、上顎の567欠損部位にサイナスリフトと同時に3本のスプラインHAを埋入しました。
CT画像にて埋入シミュレーションを行いましたが、56部位と7番部位において上顎洞底の高さが著しく違うことで、7番部位のシュナイダー膜の剥離が難しいことが予想されました。
実際にウインドウをあけていくと7番部位に関しては完全に剥離挙上するのが難しかったので、7番部位に関しては歯槽頂からのアプローチを行いBio-ossにてソケットリフトを併用しました。
使用したインプラントは、56部位にスプラインHA3.75Φ10mmと7番部位にスプラインHA5.0Φ8mmです。
5,6番部位は、患者さんの静脈血から生成したCGFとbi0-ossを混和して補填しています。
完全埋入で終了し、4か月後に2次オペの予定です。
ウィンドウから補てん材とCGFを填入したのちに、インプラントを埋入しました。
7番部位は、先に歯槽頂アプローチでインプラントを埋入してあります。
埋入後のインプラントの状態です。
40ccの血液から、CGFを4つ作りました。
術後のレントゲンです。