しばらく忙しくてレポートが滞ってましたが、再開いたします。
今日は、すでに臼歯部にはストローマンティッシュレベルインプラントを3部位補綴している患者さんですが、今回はメインテナンスセラピーで10年近く頑張って保存してきた中切歯がいよいよP4度(末期歯周病)で抜歯となり、代わりに抜歯即時でストローマンボーンレベルインプラントRP12mmを埋入しました。
周囲骨は当然不足していますので、サイマルテーニアス(同時法)により、bio-ossとCGFメンブレンでGBRしました。
それと、同時に左側上顎2番に歯周膿瘍ができていたのですが、炎症はほぼ消退しつつありましたので、ついでにエムドゲインを材料費のみで施術させていただきました。
12年前の初診時から重度の歯周病でしたので、極力天然歯を保存しながらメインテナンスに通っていただいていましたが、いよいよ右上1番が抜歯となりました。
右上中切歯は抜歯即時でストローマンボーンレベル12mmを埋入。
左側側切歯には、垂直性の骨欠損があり、EMDを施術。
インプラント周囲のGBRには、bio-ossと静脈血から生成したCGFを使用しました。
フラップをリプレイスし完全埋入しています。