この患者さんは、全顎的なインプラント治療のため、長崎から来られています。
現在左上34番のみ残存していて、可撤性のデンチャーを使用してもらっています。
インプラントのオペは、上顎洞の部位のインプラントと前歯部のGBR併用のオペとを分けて行います。
今日は、左上の6番部位のソケットリフトと右上のウインドウテクニックでのサイナスリフトと同時埋入をしました。
午前のインプラントオペに引き続き上顎洞のHAインプラントのオペです。
左上は基底骨が3mmありましたので、通常にCGFとオスフェリオンでスプラインHA3.75Φ10mmを埋入しました。
右側は2本埋入ということと基底骨が両部位とも1~2mmでしたので、安全策でウインドウを開きスプラインHA3.75Φ10mmと5.0Φ10mmを埋入ました。
右上6番部位のCT画像です。
右上5番部位のCT画像です。
左上のソケットリフト部位です。すでにCGFとオスフェリオンが填入してあります。
右上のラテラルウインドウをピエゾサージェリーで開いたところです。
CGFを填入し、インプラント埋入を埋入しました。
インプラント埋入後のパノラマです。