スプラインHAの上顎埋入とインプラント周囲炎の治療

今日の症例は大変でした!

前医で受けた上顎のインプラントが両側とも重度のインプラト周囲炎になっていました。

患者さんは、どうしてもインプラントで固定式の歯にしてほしいと言われます。

しかも、治療費に制限がありますので、ガイドサージェリーや即時加重ができません。

5~5番部位に4本のスプラインHAを埋入して、インプラント支持の補綴物を入れます。

インプラントの埋入だけなら30分くらいで済むものを、両側のインプラント周囲炎の治療で倍以上の時間がかかりました。

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右上のインプラント周囲炎の状況です。

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右上6番部位のインプラント周囲炎は囲繞性の骨欠損でしたので、周囲の骨壁をマイセルで削除し、清潔にしたインプラントの骨欠損部位に填入、骨縁上に出ているフィクスチャーを切除、粘膜下に埋包しました。

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左上の56番部位のインプラントはストローマンでしたが、これもひどいインプラント周囲炎です。

周囲骨を切除し、骨縁をフラットニングしました。

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術後のパノラマです。

上顎後方の4本は右上がPOIで左上がストローマンです。

それぞれ別の歯科医師が別の時期に行ったのものですが、やや理解に苦しみます。

福岡のインプラント治療 | 池田歯科大濠クリニック

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