今日の症例は、2か月前に抜歯した下顎5番部位に、アストラテックΦ4.5ST11mmを埋入しました。
抜歯窩は、写真のように完全に治癒していませんので、今後変化してくることが予想されますが、最終的にどの程度上がってくるのかの予測が立ちにくい症例です。
ですから、一応骨縁に埋入しておいて、骨が上がってきたらプラットフォームシフトのアバットメントのカフの長さでマージンの高さを調整できるアストラテックは使用しやすいです。
切開から埋入まで、写真を撮ってもらいながらのオペでしたが、20分弱で終了しました。
埋入前の歯槽堤の形態です。頬舌側の骨縁も高さが低いので、あまり上がってこないかも知れませんね。
近遠心の骨縁にプラットフォームを合わせています。
術後のパノラマです。