2~3mmの既存骨で
ソケットリフトと同時のインプラント埋入

右上の4,6番部位に、2本のストローマンインプラントを埋入しました。

この方は、2週間ほど前に左側の4,6部位に同じように2本のインプラント手術をうけておられますので、2回目のオペとなります。

上顎なので、BLT(ボーンレベルテーパード)を使用して、初期固定をより高めます。

6番部位の既存骨は厚みが2~3mmでしたが、表面性状はSLActiveですので、β-TCPを補てん材としてソケットリフトの同時法で埋入しました。

5mm以下の厚みでも、ステージドアプローチを用いずにインプラントが可能であれば患者さんにとっては大変メリットがあります。

今まででしたら、2回法のサイナスリフトという方法で侵襲の大きなオペを行い、5か月後に再度インプラントの埋入手術が必要でした。

もちろん術後の腫れや痛みもほとんどありませんので、術者側のストレスも軽減しますね。

 

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4,6番を平行性気を付けて埋入します。

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6番部位はソケットリフトでシンプルに上顎洞底を挙上します。

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ストローマンBL SLActive roxolidの4.1Φ×10mm と4.8Φ×10mmを埋入します。

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初期固定もきちんととれたので、1回法にて終了しました。

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