今日のオペは、左上の5,6番部位にセレックガイドを使用して、ストローマンのボーンレベルRC 4.1×8mmを2本埋入しました。
ギャラクシスというプランニングソフトで、上顎洞底ぎりぎりまでドリリングして8mmのインプラントを2本計画しました。
近遠心的な、スペースが少なく小臼歯形態で2本分のスペースでしたので、あえてワイド径のインプラントは使用しませんでした。
上顎洞底から8mmでプランニングをしたところ、若干骨の高さが足りない可能性があったので、オープンサージェリーとして、歯槽頂部分に周囲から自家骨を補てんして、完全埋入縫合としました。
セレックガイドは、医院内で製作できるためコストがあまりかからず、便利に使用できますので、1~2歯までのケースでは最近はほとんどセレックガイドでガイデッドサージェリーをしています。
5番部位にセレックガイドとストローマンガイドの組み合わせでオペをしています。
術前のオペ部位です。
インプラント埋入後に自家骨移植が終了したところです。この後、完全埋入縫合で終了しました。
術後のCTでは、上顎洞底までの骨を余すところなく使用して埋入されています。