今日は、上顎6番部位の成熟側へスプラインHA3.75Φ8mmを単独植立しました。
骨の厚みが5mmでしたので、コッシのバーでドリリングし、β-TCPを骨補てん材としてオステオトームテクニックでサイナスリフトを行い埋入しました。
もちろん初期固定は緩いので、上顎洞へのフィクスチャーの落ち込み防止のヒーリングアバットを装着したうえで、粘膜下へ完全埋入縫合を行いました。
7番が近心傾斜していますので、アップライティングを行った後に、スクリューリテインにて補綴予定です。
術前の埋入部位ですが、近遠心幅径が小臼歯分しかありません。
オステオトームにてソケトリフト中です。
オスフェリオン(β-TCP顆粒)にてシュナイダー膜が挙上されているのがわかります。