上顎5,6,7部位の抜歯早期サイナスリフト同時スプラインHA埋入コンプレックスケース

一昨日のオペになりますが、上顎の5,6,7部位にスプラインHAを3本埋入しました。

重度歯周病で抜歯となりましたので、歯槽骨がほとんど欠損していて、上顎洞底までの距離も1~3mmでほとんど既存骨がない状態でした。

さすがにソケットリフトでは、予知性が得られないので、ラテラルウィンドウを開窓してBio-oss を補てん材としたサイナスリフトと同時にバイオインテグレーションタイプのHAコーティングのインプラントをしようしました。

また、静脈血から生成したCGF(concentrated growth factor)をシュナイダー膜と骨補てん材との間に挿入しました。

フィクスチャーの洞内落ち込み防止のためのワイド径のヒーリングアバットを装着したうえで、ハンドドライバーで挿入しました。

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ピエゾサージェリーでウインドウを形成し、シュナイダー膜を挙上したところです。

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CGFを膜状にしてシュナイダー膜に貼り合わせる感じで挿入します。

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Bio-ossを骨補てん材として使用しました。

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はずした骨ウィンドウを元に戻して完全埋入縫合します。

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術前のパノラマですが、右上5,6,7番部位はいわゆるP4の状態です。

もっと早い時期での再生療法は抜歯がなされるべきです。

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インプラント埋入後のパノラマです。

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術前のクロスCT画像ですが、歯槽頂のほとんど骨がありません。

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