下顎の6,7番部へ2本のストローマンインプラントを埋入しました。
特に6番部位は骨の欠損が極めて大きいため、初期固定さえも難しいケースでした。
そこで、埋入と同時のGBRを施し、完全埋入の計画としました。
出来るだけ初期固定を高めるために、昨年日本でも発売されたストローマンのボーンレベルテーパードインプラントを使用しました。
12mmのインプラントの先端5mm程度しか骨に噛みこみませんでしたが、しっかり固定できて安心な手術が出来ました。
やはり、いろんなケースに対応ができるバリエーションが豊富にそろっているところも、世界のトップブランドならではの強みですね。
術前の歯肉の形態からも、6番部位の骨欠損が大きいのがわかりますね。
粘膜骨膜弁を翻転したところ、巨大な欠損です。
先端が先細りで、カッティングチャンバーが付いていますので、きっちり固定できます。
BLT(Bone Level Tapered)インプラントの埋入。
骨補てん材は定番のBio-ossです。
そして、Bio-guideで上皮の侵入を遮断します。
術後の所見ですが、粘膜の形態がすでに改善していますね。