インプラント治療期間を短縮するには?
治療期間を短縮したい方
「抜歯即時インプラント」と
「即時荷重インプラント」
インプラントは素晴らしい治療法ではありますが、やはり期間がかかることが最大のネックでした。
しかし、これまでの様々な研究開発によってインプラントの治療期間を短縮する方法が開発されました。
抜歯即時インプラント
抜歯即時インプラントとは、抜歯をすると同時にインプラントを埋め込む最新のテクニックです。腫れや痛みがほとんど出ません。
抜歯即時インプラントの
メリット・デメリット
抜歯即時インプラントは、早期完了の最新の技術ですが良いことばかりではなくデメリットもあります。
抜歯即時インプラントのメリット
- 切開しなくて済む
- 治療期間が短い
- 処置後に腫れない
- 痛みが少ない
- 1回の外科処置で済む
- 審美的に優れている
抜歯即時インプラントのデメリット
- 骨の形によっては難しい場合がある
- 薄い組織では適切な結果が得られない
- 歯ぐきを適合させるのが難しい場合がある
- 追加の手術が必要な場合がある
- 高い技術が必要とされる
即時荷重インプラント
早期荷重インプラントはインプラントを埋め込んでから8~10週間以内に仮歯を入れることに対し、即時荷重インプラントは、48時間以内に仮歯を入れるもので、劇的に早いです。
患者様にとっては、インプラント手術後に歯が入っていない不快さ、不便さから開放されるとともに、通院回数や痛み、腫れなどの負担を軽減できるというメリットがあります。
しかし、どんな場合でもできるわけではなく、かなり良い条件が揃っていないと即時荷重インプラントを行うことはできません。
したがって、素晴らしい治療法ではあるのですが、適応可能な患者様が非常に限られるということが欠点です。
即時荷重インプラントの必要条件
- 即時荷重インプラントは下顎の歯が弁部ない場合に行うことが勧められる
- インプラントを埋め込んだときに歯と骨の強固な初期固定が認められる
- 埋め込んだ後も失敗を未然に防ぐ為に定期的に固定度のチェックを行う
- かぶせ物の精度の高い適合が重要
- 患者様に対するリスクの説明と患者様の理解