EBI ミニフラップ
今日のオペです。 下顎臼歯部にEarly placement with partial bone healing(タイプ3)の埋入を行いました。 軟組織は完全に治癒しており、均一な骨膜が再生されている状態です。 フラップは、縦切開をせずに歯槽頂に最小限のフラップを形成して、埋入しました。 フィクスチャーは例により、EBIワイドボディーの11mmです。 何も問題なく、10分ほどで終了しました。
今日のオペです。 下顎臼歯部にEarly placement with partial bone healing(タイプ3)の埋入を行いました。 軟組織は完全に治癒しており、均一な骨膜が再生されている状態です。 フラップは、縦切開をせずに歯槽頂に最小限のフラップを形成して、埋入しました。 フィクスチャーは例により、EBIワイドボディーの11mmです。 何も問題なく、10分ほどで終了しました。
先週のオペでしたが、成熟側の下顎臼歯部67部位にワイドネックのTEを2本埋入しました。 TEは抜歯即時用に開発されたインプラントですが、スレッド’(ねじ山)がプラットフォームの1.8mmのところまでしっかり切ってありますので、初期固定が取れやすいため、即時荷重を行うのに適しています。 この患者さんは、仮歯を入れておきたいとの希望がありますが、取り外し式のものでは、かえってインプラントのロス(失敗)につながりやすいため、1週間後に固定の仮歯を入れることにしています。 問題は、コストが跳ね上がることですが、失敗するリスクを考えると大したことではないと思わなくてはなりませんね。
最近、親戚の不幸や父親の入院などで忙しく、しばらく更新していませんでした。 オペ後に私の患者さんがいなければ、なるべく直後に書き込むようにします。 今日の方は、大牟田から来られていますが、全体の治療のやり直しでかみ合わせ位置の改善も含めてインプラントを両側の下奥歯に行います。 右下に1本、根っこのひび割れがあり、それを抜歯してその前後に1本ずつ埋入しました。 両方とも成熟側の通常埋入ですが、EBIインプラントを骨縁より、やや深めに埋入しました。 理由は、歯肉の厚みが薄く、プラットフォームを骨縁に合わせるとカラーの0.2mm とプラットフォームスイッチの1mmを確保するのが難しいと判断したためです。 初期固定も35Nとれて問題ないケースです。 プラットフオームが見えない程度に深めに埋入しています。 7番部位は4.8mm、5番部位は4.1mm径でプラットフォームは両方とも4.8mmです。 骨幅が十分にあるケースは、これが安心です!
上顎側切歯部位にインプラント埋入しましたが、骨幅が3~4mmでした。フィスチャーは3.75のHAコートです。 既存骨を極力保存するためスプリットコントロールで骨を押し広げながら、埋入しましたが、唇側の骨は骨折して遊離しましたので、結果的に自家骨のGBRのような形になります。 このような場合、経年的に頬側骨板が吸収して歯肉縁が下がることが示唆されていますので、バイオガイドのダブルレイヤーにてゼノグラフトの移植を同時に行いました。 多少、腫れが出るかも知れませんが、後でインプラントが露出するよりはるかにいいです。
下顎6番部位で、歯周病が進行していたのですが、再生療法EMDなど行いながら7年ほど保存療法を続けてきたのですが、いよいよP4で限界ということで抜歯となったものですから、さすがに骨欠損が大きくて、GBRは必須の状態でした。 抜歯後3か月待時してからのインプラント埋入でしたので、ITIのプロトコルではEarly placement with partially bone healingでType3です。部分的に抜歯窩の骨が治癒した状態の早期埋入です。 ですから、フラップをはく離すると抜歯窩を埋める軟組織がこぶのように内側に形成されており、正常な骨膜が形成されてはいません。 この部分を、切除して骨補填剤とコラーゲン膜をカバーしますから、軟組織の治癒が良くないと思います。 使用したのは、ストローマンWNSPの10mmです。ヒーリングキャップを使わずに封鎖スクリューで完全埋入しました。 初期固定は、15Nほどはありましたので、4か月くらいで2次オペを行う予定です。 分岐部病変が進行し、10年後に抜歯となりました。 プラットフォームを骨縁に合わせて埋入しました。舌側の骨壁が保たれているのがとても幸いです(*^^)v へこんだ骨欠損は、減張切開しなくても逆の形に盛り上げられるから、楽ですね。