2015.02.26
症例集(オペログ)
上顎にGBR、抜歯即時埋入にてストローマンBL4本埋入しました!
今日のオペは、久しぶりにちょっとアグレッシブな手術でした。
右上の3,5番、左上の1番部位は抜歯早期埋入ですが、左上の3番は歯根破折により抜歯して即時埋入をしました。
抜歯部位は、しっかり肉芽を掻把して洗浄したうえでやや舌側にドリリングをして初期固定を得ることができています。
4部位とも自家骨をインプラント体に接して補填したうえにbio-ossとbio-guideの黄金コンビでGBRを行いました。
オペ時間は、ちょうど1時間くらいかかりましたが、きっちり完全埋入縫合にて感染が起こらないようにオペできました。
4か月くらいで2時オペをして5か月くらいで補綴完了の予定です。
まずは、パイロットドリルでポジションと方向の確認が大事です。左上は抜歯窩への埋入です。
使用したインプラントはストローマンのSLActiveのボーンレベル4.1Φ×12mmと4.8Φ×10mmでした。
自家骨とバイオス、バイオガイドでのGBRです。
右上も同じく自家骨、バイオス、バイオガイドを使用しました。
完全埋入縫合で終了しました。きれいに閉鎖できていますので、治癒も早いでしょう。
オペ後のレントゲン写真です。この方も当医院で3回目のインプラントオペでした。
2015.02.25
症例集(オペログ)
左下にストローマンのボーンレベルRC4.8mm埋入しました。
今日のインプラントのオペは、左下の7番部位にストローマン社のボーンレベルインプラントを1本埋入しました。
この方は、10年前に上顎中切歯にストローマンのティッシュレベルインプラントを入れていて、3年前に右上の5番部位にやはりストローマンのボーンレベルを入れていますので、今回は3回目のインプラントオペでした。
補綴物をインプラント周囲炎から予防して力学的な観点からも、長持ちさせるためには、インプラントの埋め込みのポジションがとても大事です。
手術は、時に問題なく20分ほどで終了しましたが、術後はCTのプランニング通りのポジションに入っていると思われます。
2.2mmのパイロットドリルの形成後にポジションと方向を確認します。
この段階が一番大切になります。
4.1mmのドリリングを終了して、インプラント体が埋入されたところです。
術後の状態です。
ヒーリングキャップが入って、1回法でのオペが完了したところです。
術前のプランニングです。
左下にボーンレベルRC4.8mmΦ×8mmのインプラントが入りました。
右下の7番部位も3週間後くらいに同じように埋入予定です。
2015.02.19
症例集(オペログ)
下顎6番部位へ2回法にてストローマンインプラント埋入
今日のオペは、左下6番部位へストローマン社のボーンレベルインプラントの4.8mmΦ×10mmを埋入しました。
抜歯から3か月経過してのオペでしたが、抜歯窩の治癒が不十分で初期固定が得られませんでしたので、粘膜下へ完全埋入縫合しました。
万全を期して、3か月後に2次オペを行う旨を患者様に伝えました。
骨のできるスピードも個人差がありますので、この方の今までの治療経験から判断してややゆっくり目の治療計画です。
インプラントサイトの抜歯窩の状況です。
ストローマン社の最新製インプラントSLActiveです。
超親水性の表面性状のために、血液が一気に上がってきます。
骨縁埋入の状態です。
ペ後の状態ですが、たぶんほとんど痛みも腫れもないと思います。
2015.02.18
症例集(オペログ)
上顎第2大臼歯にソケットリフトでティッシュレベルSLActive埋入しました。
今日のオペは、上顎の第2大臼歯部の欠損に対して、ソケットリフトを行ってストローマン社のティッシュレベルのワイドネックインプラントを埋入しました。
もちろんサーフェイスはSLActiveです。
抜歯から3か月たっていましたが、抜歯窩はまだ成熟しておらずソフトな骨でした。骨の厚みが約8mmでしたので今までのSLAサーフェイスだと、たぶん3か月待時してから補綴作業へ移行する感じです。
今から4週後、6週後、8週後でオステルでインプラントスタビリティー(インプラントと骨との結合の程度)を調べて行きながら補綴へのタイミングを計っていきます。
6週以内で安定すれば、すごい性能の向上だと思います。
サマーズテクニックで埋入窩を作っていきます。最終径は4.0mmΦです.
使用した補填材はβTCPです。
ストーローマン社製のインプラントでSLActiveです。
術前のCTプランニングですが、ソケットリフトの適応症でした。
オペ後のレントゲンですが、良いポジションに入っています。
2015.02.17
症例集(オペログ)
下顎の2か所に1回法と2回法で同時埋入しました。
今日の午後は、下顎のシングルスタンドインプラントを同時に2部位に埋入しました。
使用したインプラントは、やはりストローマンのSLActiveです。
スイス製で価格が高いですが、信頼性には換えられません。
手前の部位は、頬側に骨欠損があったために、インプラントベッドを形成したら裂開ができたので、Bio-ossとBio-guideでGBRを行いましたが、術前のCTにより確認できていたので、想定内のオペでした。
7番部位は、1回法でヒーリングアバットを歯肉縁上にだして、5番部位は完全埋入2回法のオペです。
ちょっと手慣れた術者の仕事というのが感じられるかもしれませんね。
術前のシミュレーションソフト上のインプラント埋め込みポジションです。
周りの歯の根っこと同じ方向へ、埋め込むのが大事です。
やはり、ストローマンSLActiveを使用しました。表面が劣化しないように生理食塩水のアンプルに入っています。
頬側にこの程度の、裂開が生じました。
バイオスとバイオガイドの黄金コンビです。
術後の状態ですが、綺麗です。
埋め込みのポジションも理想的です。