今日は、昨日に引き続きハードなオペでした(^-^)患者さんは、他の歯科医療機関からのご紹介で、福岡県の岡垣町(JRと地下鉄で1時間)からお見えに なっています。右上67番部位にラテラルウインドウテクニックで、サイナスリフトを行い、スロローマンインプラントを同時埋入の計画です。口唇が硬く、お 口が小さい方なので、作業域の限定により難しいオペになりそうだと思っていましたが、やはり結構時間がかかりました。おまけに6,7間に細い中隔があるの がCT所見からわかっていましたので、なおさらです。
結果は、うまくいきまいたが1時間半もかかってしまいました。
それと7番部位のクレスタルボーンが2mmしかありませんでしたので、埋入方向がやや近心向きとなってしまいました。というのも、埋入したインプラントの方向を固定できない、という問題がありますから。
上部構造制作においては、ストローマンと互換性のあるサイブロンインプラントのべスティックデュオという、インナースクリューのついたアバットメントを フィクスチャーレベルで印象すれば、ラボでアバットメントの平行性を取って、上部構造を制作することができますので、まったく問題にはなりません。
ちなみに、術前のレントゲンで歯槽頂付近に、白く不透過像が映っているのは、歯槽堤の保存のために、前のドクターが入れられたHAグラニュールと思われますが、骨とは全くけつごうしていませんでしたので、オペの際に除去しました。
サイナスリフト
日付: 2008年10月23日 カテゴリ:症例集(オペログ)