今日もまたストローマンティッシュレベルのオペでした。
基本的にこのインプラントを使う時は、手術の難易度が高くない場合が多いです。
上顎のやや委縮した4,6番部位にRN12mmと110mmを2本埋入しました。
4番部位は3番の遠心の骨頂がスロープになっているので、埋入深度の調節がやや気を使います。
6番部位は、歯槽高径が7mmでしたので、自家骨とβ-TCPを補てん材としてソケットリフトを行い10mmを埋入しました。
この患者さんは、とてもひどいTMD(医原性の)で顎位の治療をしている方ですが、めまいや不眠、倦怠感などの不定愁訴はほとんど改善していて、あとは審美的で機能的な全顎の補綴を行うだけです。
歯槽頂はやや狭いので、RNΦ4.1を使用します。
ドリリング時の自家骨とβ-TCPの混和です。
ソケットリフト併用の埋入です。
術後のパノラマです。