今日の症例は、昨日の手術でしたが上顎に2本のスプラインHAを埋入しました。
1本は3番の抜歯即時埋入でもう1本は6番部位の抜歯早期埋入のソケットリフト併用ケースでした。
3番のインプラントは抜歯窩の舌側の壁に添って埋入しますので、頬側のギャップ(HDD)が約3mmほどできましたが、そのスペースにはβTCPとCGF(濃縮血小板フィブリンゲル)を填入し十字縫合しました。
6番部位は、同じ補てん材とCGFでソケットリフトを行いました。
双方ともある程度の初期固定も取れて、より安心な状態です。
術前のインプラント埋入予定部位の犬歯、第1大臼歯部
犬歯部位に抜歯即時でインプラントを埋入し、ギャップにはβTCPとCGFで補填します。
6番部位には、CGFとβTCPを填入しました。
周囲骨のスウェージングを行い、完全埋入縫合します。
術前のパノラマです。
インプラント埋入後のパノラマです。