上顎リカバリーケース

今日のオペは上顎67番部位で、今年の初めにチタンサーフェスでソケットリフトで埋入し、補綴したケースが骨統合が喪失してしまい、インプラントごと除去したケースのリカバリーです。
除去後2か月半で再度、ソケットリフトでHAサーフェスインプラントを埋入しました。
既存骨の厚みは2~3mmですので、まったくドリルを使用せずにオステオトームだけで補てん剤を詰め込んでいきます。
補てん剤だけで十分シュナイダー膜が挙上されてから8mmのインプラントを2本埋入しました。
初期固定は当然まったくと言ってよいほどありませんでしたので、骨膜切開にて完全埋入縫合を行っています。
4か月で2次オペを行い、5ヶ月後に補綴予定です。
それなら、はじめからHAインプラントを使用すれば良かったのですが、メーカーの将来性とやらエビデンスとやら、、いろいろありますので難しいのです、はい。
原術後

原増美術前デンタル

原増美術後デンタル

福岡のインプラント治療 | 池田歯科大濠クリニック

日付:   カテゴリ:症例集(オペログ)